クロックアップ

ここからが本命。やはり、Libのパワーアップと言ったCPUのクロックアップでしょう。
ここからの作業は、ある程度の知識と、技術を要します。自信のない人は避けた方がよいと思います。下手をすると、Libが動かなくなってしまいます。

CPUクロックアップ
用意する物
はんだごて、はんだ、ドライバーセット、技術、知識、度胸、運
注意:ここからはメーカーのサポート外です。この作業を行う場合はは自己の責任において行ってください。当サイトではいっさい責任は負わないものとします。
ACアダプターとバッテリーをはずします。
一番はじめは、まずキーボードをはずす作業です。小さい赤丸のところが固定ネジのあるところなのでそこをはずします。大きい赤丸のところにキーボードのフラットケーブル(青いやつ)があるのでそこもはずします。コネクタは、スライド式のロック機構がついているので、黒いところをスライドさせます。これで、キーボードがはずせるようになります。このときキーボードの下の金属のプレートもはずせるようになるのでそれもはずします。
コネクタの下に内蔵バッテリーのコネクタを覆うテープがあるので、それも剥がしておきます。ついでに、増設メモリーもはずしておきます。
(キーボード部の開け方は、マニュアルの「メモリーを増設する」のところをみてください。)

キーボードと金属のプレートをとると、放熱板が現れます。
ます、左端の赤丸のところに、マイクのコネクタ、真ん中の赤丸のところに内蔵バッテリーのコネクタがあるのでそれをはずします。(このとき内蔵バッテリーはまだ取れません。)
右の大きい赤丸は液晶ディスプレーのコネクタです。増設メモリーと同じ要領ではずすことができます。ここは慎重に作業します。
全部はずしたら、パネルを閉じて、本体を裏返しにします。
赤丸のネジを全部はずします。(HDDのはずし方はパワーアップ3を見てください)
赤線爪の位置。おれたりする事はないと思いますが慎重に作業します。
右の写真は、はずしたところ。後は内蔵電池をとって、基板を持ち上げるだけではずれます。
赤丸のところは、PCカードスロットルの固定も兼ねています。
今回の作業では、この赤丸だけを外せばOK。

参考までに、
赤丸は長いネジ緑が中ぐらいのネジ黄色が短いネジになっています。取り付けるときに注意が必要です。

参考までに今回は放熱板を外してみました。
左の写真で、銅板の右となりの四角いのがCPU、そのさらに右がグラフィックアクセラレータです。
裏にして、黒いカバーを剥がすと。右側の写真のようになっています。

赤丸が今回お目当ての場所です。
お目当ての場所近くに、W1、C8、RM1、C6の文字があるはずです。
右の写真の真ん中にある白い抵抗(0Ω)がお目当ての場所です。

ここまでは、特に何をしたわけでもないので、元に戻せます。
この先は、Systemが壊れたり、正常に作動しない可能性もあります。また、そうなってしまってもメーカー修理はききません。注意してください。
はんだ付けは慎重に行います。熱しすぎると故障の原因になります。
MMX233Mz

真ん中の抵抗を外して、はんだで写真のようにショートさせればMMX233Mzになります。
MMX266Mz

真ん中の抵抗を外して、はんだで写真のようにショートさせればMMX266Mzになります。
後は、今と逆の手順で組み立てます。内蔵電池を外したので、電源を入れるとまずBIOSの設定をすることになりますが、今までと何ら変わりありませんので、今まで通りの設定でいいです。OSが起動したら、一番はじめに日付を設定しましょう。

これで快適なLibrettoライフが手に入りました。なんてね・・・


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